明日

元気で皆に会いたい。

こんばんは　笹川です。

今日はストリートお休みして申し訳ありませんでした。
おばあちゃんが　先日他界してしまい
昨日、今日と　葬儀の関係でお休みさせてもらいました。

なんだかさあ　まだ実感がわかなくてただただ意味なく
わからないままに涙が出るのです。
最後に会った時(10月1日『いろいろあった』参照)よりもはるかに
小さくなったおばあちゃんは、私が式場に着いたときは
お化粧中でした。
なんか「何すんのよ、くすぐったいでしょ、やめなさいよ」って言って
起き出しそうな気がしたのです。
触ったら、冷たくなっていました。そりゃそうなんだけど。
ただ、最期に会ったときはすごく温かい手をしていたから
いきなり現実を突きつけられて　あまりに事態が大きく
私はふらふら歩きまわって　緩和するしかできず…。(笑)
トントンと、大人たちの手によって　式も始まって
お経が読まれて、お焼香もして　手も合わせたのに
実感と言うものが何一つとしてわかなかった。
小さい棺の中に自分のおばあちゃんが入っているなんて
さっきちゃんと見たのに　すぐ薄れてしまって上手く思いだせなくて。

今日も朝から　最後のお別れをしてきました。
棺の中にお花を添えました。棺の蓋しめるのも手伝った。
なのに　不思議なもんで　実感なんて一握りもないのです。
火葬場行って、骨になったおばあちゃん見ても
「これはなんだ」状態。うまくのみこめない。
あんなに太ってたおばあちゃんがあんな小さな骨壷に収まるなんて。
そう思うだけで涙が出ました。
ご飯もろくに喉を通らなくて　どうやっていつもどおり
ふるまうか、いかに気を張れるか。
おばあちゃんと情けない顔で別れるのは嫌で　最後なら
笑って別れたいって、泣きながらも口角だけはずっとあげてて
私顔怖くなってたと思うし(←)、顔痙攣するし。
たくさん泣いて、これだけ泣けばもう理解しているはずなのに
まだ　今度のお彼岸とかに「あら美有ちゃん」って言ってもらえる気がして
私自身「今日ばあちゃん来ないん？」とかいってしまいそうで
そう思うと　すごく　身動きとれなくなる。
おそらく今度みんなで会うのはおばあちゃんの納骨の時でしょ。
そういうのって考えるだけでぞっとする。

最期に会ったときに約束した「また来るから」が
本当に　お葬式になるなんてね。
しかも　命日、結婚記念日だったみたいです。
泣かせますね。最期までおばあちゃんロマンチストでした。
歌、聴かせてあげられなかったなあ。
聴いてほしかったなあ…。
「すごいねえ」ってちょっとだけ、褒めてもらいたかった。
遺影のおばあちゃんはすごくいい顔でした
合成で消されたけど　去年箱根に行った時　私と一緒に
撮った写真だった。ちゃんと関われてた。幸せそうな顔してた。
なんか、まだ会える気がしてならない。
あの狭い家のソファの上をドスンって陣取って　タバコ吸って
ゲームボーイやって「あら」って迎えてくれる気がしてしまう。
そういうの考えると尽きなくて　また泣くんだ。
喉の奥で　空気が詰まって息苦しいや。
天国のおばあちゃんの為に　明日は鱗を歌います。

たくさんありがとう。大好きでした。