思えば

今まで　ちゃんと生きてきたのだけど。

こんばんは　笹川美有です。

生きてきたのだけど、誰と　と言われたら一人だったと思う。
いや、家族とか友達とか　まぁ恋人もいないではなかったけど
そうじゃなくて、表面的な話じゃなくて。
もっと深いところ。
心の問題。
よくよく　考えてみたら『この人と一緒に居たい』って心の底から思う人
いなかった気がする。思い違いならいいけど。
私は　一緒にいてくれそうな誰かの後ろをふらふらとついて行くだけで
まぁ大して頓着もせず　居てくれるんなら居ればいいかなぁとか、
そんな感じでいつも接してたから　誰かの『1番』になることがなかった。
…と記憶している。
仮に　私の中で　1番であったとしても　その子の中で私が1番の事は
なかったんじゃないか。
いつだって2番手。それかもうちょっと下。
『ほんとはあの子と居たいけど』の滑り止めに使われることのほうが
きっといまだに多い。
そう　思うと　なんか　また　それが　ずっと　ずっと　繰り返されて
付き纏うのか　なぁ、なんて　思って　しまう。
ていうか　心の底から一緒に居たいなんて。
どんな戯言だよ。
とか、さめてる私が出てくるし。(笑)
昨日までは　こんなはずじゃなかったのに。
昨日までは　一緒に隣を歩いてたのに。
今日はだめらしい。今日は、さっさと私なんか見てないように
歩いて行ってしまった。
…みたいなことが　多発する、から面倒臭くなって　またこもるのだ。
面倒臭すぎて　永久2番手以下とかいう座右の銘まで作ってしまうほど。
だけど、最近はちょっと違うと思った。
支えたいと思う人ができて
大事だと思う人ができて
『いなくなっちゃいやだ』と言ってくれる人ができて
『支えてほしい』と言ってくれる人ができて
…とても　愛しく思う人ができた。
だから　私は　君だけを心の底から想おうと思うよ。

永久2番手以下の脱却を図らせてください。